介護現場で実現した介護という「究極の社会貢献」
私の介護との出会いは2003年。グループホーム運営管理の職に就いた時からです。約1年近く、グループホームに住込みで働きました。高齢者と寝食を共にし、介護現場を目の当たりにしてきたのです。そこから介護という仕事の魅力にとりつかれました。
「はたらく」当事者にとって3K「きつい、汚い、給料が安い」といわれる介護業界。私自身も始める前は、そんなイメージを漠然と持っていました。現場を知るようになり、確かに3Kの側面が生じていることを経験しましたが、一方で、たくさんの魅力を感じることも出来たのです。
人生経験豊富な高齢者から、日々学びの機会を得ることは数多くあります。高齢者の残された人生を豊かにするお手伝いはやりがいに溢れ、何よりご本人やご家族から感謝を伝えられることが嬉しく思えました。
“貴方と出会えて本当に幸せになりました。人生最後を楽しく過ごせました。ありがとう!”と人生まるごとの「ありがとう」を頂ける、「究極の社会貢献」であると痛感することが出来ました。